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2015年04月02日

頭を抱えておられる

一昨日、昨日、と、激動の日も無事、通過し、やれやれの週明け。
激動といっても、単にわたしが、やるべき宿題をほっぽって、ギリギリまでサボっていただけのこと。
とにかく、とりあえず、その日が過ぎると、また日常モードになった。
「無事、終了した」と言っても、未整理のまま箱につっこんだままの、わけのわからない品々、
あれをどうにかしないといけない。
そう思いつつ、また、次のゲスト来訪の時には、別の未整理の箱が増えているだけなのだろう。
「断捨離」とは、まさしく、わたしのためにあるような言葉。

ある人の嫁ぎ先(実家)、永年、モノを片付けず、増える一方の、開かずの間が、たくさんあるそうだ。
老人ホームに入所されているお姑さんの代わりに、その息子夫婦が家をリフォームすることになった。
お姑さんは、婿養子をもらった人なので、生まれた時から、ずっと実家暮らし。
家では絶対的権力を持ち、君臨する独裁者k2數學
婿養子の夫には、手出しをさせず、モノは増えても、奥へ奥へと、押し込むばかり。
80年以上の年月が経つと、そのモノは、姿かたちを変え、ものすごい大量の不用品、ゴミの山と化した。
それらを廃棄するのも大変だが、一番大変なのは、仕分け作業。
必要?不必要? 高価?安価? 貴重?非貴重辦公室家私
持ち帰ってもらうのは、ゴミ回収業者? リサイクル業者? 骨董品屋? ボランティア寄付団体? 
当の本人には、すべてが思い出の品々。
気持ちの入った大切なモノを思い切って処分できなくても、近親者ならOK。
客観的判断で。
ただし、骨董品か、ただのガラクタか、それを見分けるのが、かなり難しいらしい。
「うーーん、いい仕事してますね」と、なんでも鑑定団みたいな人が、ジャッジしてくれるならともかく、
自分に見る目があるか、よほど信頼のおける人に頼まない限り、
そのお家は、旧家なので、良い品も、ガラクタといっしょに捨ててしまうことになる。
見る目がないことを知って、足元を見て、全部、ガラクタだと言い切る悪徳業者もいる。
が、自分で仕分けると、見分けがつきにくいものを取りあえず、取っておき、ガラクタだらけになる。
選択を迫られ、お嫁さんは、頭を抱えておられる。

とりあえず、生きているうち、体や目が利くうちは、
客観的に大事なものは、誰の目から見てもわかるようにしておくべきだ。
自分にだけ大事なものは、それなりに、自分にだけわかるように、保管しておいて、
いざとなったら、自分で処分するか、捨ててもらうか。
わたしの場合、悲しいことに、自分にとっては大切なものでも、客観的には、ほとんどゴミ。
モノを大事にしすぎる性格が、日常生活において、完全にアダとなっている。



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Posted by egoh at 15:44│Comments(0)other
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